七尾マリンパーク 長谷川等伯の世界をイルミネーションで表現 2014
2014年10月25日(土曜日)撮影。点灯式当日。
七尾マリンパーク(能登食祭市場横)にて、10月25日(土)、イルミネーションの点灯式が行われました。 このイベントは、現石川県の七尾出身で日本を代表する絵師長谷川等伯の名画をイルミネーションで表現をし、『等伯 光・プロムナード』と題して執り行われました。 等伯は、安土桃山時代から江戸時代初期まで活躍した絵師で、狩野永徳と並ぶ画人です。 代表作に『松林図屏風』(国宝)があります。
当日は、ジャズの演奏も行われ、駐車場に、車が止められないくらい大勢の方が来られました。 イルミネーションが点灯した時は、一斉に歓声が上がり、その後、『龍』や『等伯』のシルエットの前で記念写真を撮られる方が多く見られました。
このイルミネーションは、「等伯生誕の地PR事業支援委員会」(七尾市教育委員会文化課内)で 企画され、当社には今年の5月に声をかけていただきました。
それからは、思考錯誤の連続でした。 検討を進めるうちに、喜んでもらいたい、楽しんでもらいたいという気持ちの方がより一層強まっていきました。 それは、七尾市の職員の方々の熱心さから自分たちも触発されたものだと思います。 当社もいつの間にか、企画の一員になったような気分になっていました。 より良いものをという思いから、当社の社長からも、『龍』の目に関して、目立つようにという指示がありました。 また生きているかのように『目』を点滅させるために、更に思考錯誤を重ね、オリジナルの点滅回路を作りました。 施工ぎりぎりまで、検討した結果、当初想定したいたものより良い作品ができたと思います。 何とか施工に間に合うことができてよかったと思います。 (@_@;)ふっー!
それから、試験点灯を行った10月22日(水)の夕方、NHK金沢支局の番組『かがのとイブニング』で生中継されました。 当日は、雨と風が強く、一時は、どうなるかと心配をしましたが、生中継の時は、少し治まり、無事放送を終えました。
また、北國新聞や北陸中日新聞等にも掲載されました。
場所:七尾マリンパーク
点灯期間:平成26年10月25日(土曜日)~12月25日(木曜日)
点灯時間:午後6時~午後9時
また、「等伯生誕の地PR事業支援委員会」(七尾市教育委員会文化課内)では、長谷川等伯に関する様々なPR活動をされています。
等伯生誕の地PR事業支援委員会」(七尾市教育委員会文化課内)
https://www.city.nanao.lg.jp/bunka/aramashi/kaichojikan/kyoikuinkai/gyoumuannai.html
『龍』の目は、こんな感じに点滅します。
左の写真は、試験製作の時のもの。
まず手始めとして、龍の爪の部分から作ってみました。おっ、光ったぞ。いい感じ!
原寸原稿で、いざ製作。
なかなか、いい感じです。でも、実は、作っても点灯しなかったものもありました。難しい!
立てると、どんな感じに見えるかな?
ん~、いけそうです。「Tohaku」のアルファベットの文字も作り直しました。 最初は、ダブルで作ってみましたが、判別できませんでした。 シングルで作ってみると、判読できるようになりました。 よし、これでいこう。
本格的に組み立てる工程に入ったところです。
オーッ、それらしくなってきました。
でも、何かもの足りないなぁ。最終的には、赤い目になりました。また、少しでも生命感を宿そうと、ちょっぴり複雑な点滅にしました。オリジナルの点滅回路です。 この目については、結構思考錯誤しました。さらに、四隅もロープライトをつけました。 やはりこの方は、メリハリがあっていいですね。
何とか、ぎりぎり施工に間に合いました。2014年10月25日(土曜日)、ようやく点灯式の日を迎えました。
この日は、多くの人が集まりました。
天候もすこぶる良く。イルミネーション日よりでした。
イルミネーションが点いた瞬間、歓声が沸きました。やはり『龍』を撮影される方が多く見受けられました。 目を、オリジナルの点滅にして良かったと思います。
少し斜めからの眺めもいい感じです。
マスコミの方でしょうか、しばらく撮影を続けていました。
食彩市場を背景にするとこんな感じです。 建物の少し黄色みがかった色との対比もいい感じです。等伯のシルエットかいい感じに浮かび上がっています。
揺らめくプロムナード(小道)も幻想的でした。
試験点灯の日、2014年10月22日(水曜日)に生放送
●今後も、良い作品を作っていきたいと思います。 ど真剣に仕事をいたします。
企画から、製作、施工までお任せください。 何でもお気軽にお問合せください。(*^_^*)